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リウマチ外来

患者さまへ

リウマチは正式には「関節リウマチ」と言い、典型的な場合には、複数の関節に痛みや腫れが続き、変形してくることもある病気です。本態は免疫の異常による関節の炎症ですが、根本的な原因はまだ分かっていません。全身性の関節痛をきたす病気には関節リウマチを含む仲間の病気(リウマチ性疾患あるいは膠原病)を中心にいくつもあり、また (肺、腎臓、心臓、血管、消化管、唾液腺、皮膚、粘膜等) 関節以外に病変を起こすことも少なくなく、診断や治療にしばしば専門的な知識や経験が必要とされる領域です。

関節リウマチの診断、治療はここ数年間で大きく変わってきています。他の疾患同様、より早期に診断し治療を開始することが関節の炎症の程度や破壊変形の進み方をより大きく改善する上で重要であることが認識され始め、早期診断のために新たな血液検査や超音波、MRIなどの画像検査が導入されてきています。

膠原病は日夜研究が続けられているにも関わらず依然として原因不明なためにいわゆる特効薬の開発には至っていませんが、関節リウマチのように生体内の炎症を引き起こす物質 (TNF-等の炎症性サイトカイン) の関与など病態の解明と共に抗サイトカイン薬と言った新薬が使われ始めた疾患もあります。複数の関節の痛みや腫れ、こわばりが続いていたり原因不明の発熱、筋肉痛、皮疹などを繰り返すような方がおられましたら、関節リウマチを始めとする膠原病の可能性がありますので是非一度専門医の診察を受けられることをお勧めします。特に膝だけの痛み、手指先端の第一関節の痛みの場合には変形性関節症との鑑別も (治療法が大きく違ってくる等の点で)重要です。

ところで、最近メタボリックシンドロームの絡みからも注目されているのが「血管」です。昔から「ヒトは血管から老いる」と言われるように、血管を健康に保つ事が生活の質 (QOL) を保つのに極めて重要です。しかし関節リウマチ等で炎症が続くと動脈硬化が進み易くなったり、他の膠原病でも病気によっては血管の炎症を起こしたり、血栓症が起こり易くなったりします。ステロイド等の治療薬でも動脈硬化が強まる等、膠原病と血管の病気との間には密接な関わりがあり、時として、狭心症心筋梗塞、脳梗塞、四肢の血管閉塞等を発症しQOLを大きく損なうケースも少なくありません。また、糖尿病も動脈硬化、血栓症の大きな危険因子ですが、ステロイドホルモンは糖尿病の発症、増悪要因として知られ、治療をステロイド剤に頼らざるを得ないような場合にはその長期間の使用で糖尿病の合併あるいは悪化する例も多く見られます。当院では循環器内科に心臓、血管のスペシャリストが、また糖尿病内科には地区で唯一の糖尿病専門医による糖尿病センターが設置されており、そのような合併症の起こり易い膠原病の患者さんにとっては非常に心強い医療環境と言えます。

さらに、もともと閉経後や加齢等で起きて来る骨粗鬆症は、関節リウマチ等の疾患自体、あるいはステロイドの長期連用からも出現悪化することが知られ、大腿骨頚部骨折や脊椎圧迫骨折等からQOLの低下を招く例も珍しくありません。最近は治療薬も進歩し、骨粗鬆症をある程度予防、治療できるようになってきておりますが、少しでも早期に見つけ、治療を開始することが肝要と考えられます。膠原病患者さん以外でも御心配な方は是非御相談下さい。

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