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2011年8月

平成23年8月17日(水)西成病院内で第5回糖尿病教室を開催致しました。
当院糖尿病療養指導士でもある 森山由希子看護師が、「フットケアの必要性について」スライドを用いて発表を行いました。

今回は、とても身近ですがあまり気に留めない方も多いのでは? と思うお話で、糖尿病の患者様だけではなく、多くの皆様にも聞いて欲しい内容でした。
「足は第2の心臓」と言われておりますが、その「足についてのお手入れ及びケア・機能・状態の把握・靴選びについて」というお話でした。

器具については、ペンチ型の爪切り・ガラスやすり・たこを削るコーンカッター等の写真を見ながらの使用方法。
 
足の機能については、血液を心臓に押し上げる役割・筋肉量や骨の数等、足がいかに大事であるかの説明。
 
病状については、とても身近な爪白癬(爪水虫)・靴擦れから神経障害迄、様々な症例についての説明。

 足の状態を把握するには、ひび割れ・たこ・爪の伸び等々を注意深く観察する事、観察方法は、人に見てもらうのが一番良い方法ですが、一人でも鏡を使うと見易くなるということ。

 靴選びについては、靴ずれが思わぬ障害を招き、その発症例や自分に合った靴を選ぶことの大切さ、靴選びの9個のポイントを紹介。

 最近は、ファッションの流行で夏でもブーツやブーティーなどを履き、女性の水虫患者が急増しております、是非皆さんもご自分の足を観察し、今まで以上にお手入れを行ってみてはいかがでしょうか。

次回は、9月21日(水) 午後1持~午後1時30分
「皆さんからの質問を受けます」 です。

【PWV/ABI検査とは・・・?】
PWVとは、Pulse Wave Velocity(脈波伝達速度)の略で、
ABIとは、Ankle Brachial Index(足関節上腕血圧比)の略です。

【検査はどのように行うのか・・・?】
所要時間は5分程度で、ベッドの上で仰向けになり、両側の腕と足首に、血圧計の帯(カフ)、心電図の電極、心音マイクを装着します。

検査中は2回血圧計のカフがきつくしまります。


PWVは簡単に言うと、『比較的太い血管の硬さ』の指標のひとつです。
血管の壁が硬いほど(動脈硬化が強くなるほど)拍動が速く伝わるという性質があるので、血管の壁が硬いほどその数値は高くなります。
よって、PWVは年齢と共に増加します。
また、当院では推定血管年齢が出るようになっております。

予約の必要はない検査です(待ち時間は出る可能性があります)ので、診察時に医師にご相談下さい。

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