躯体(上棟)工事が完成しました。平成25年3月21日オープンまで内装工事がすすんでいます。
全 景 1F診察室付近
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DATE » 2012.12.25
躯体(上棟)工事が完成しました。平成25年3月21日オープンまで内装工事がすすんでいます。
全 景 1F診察室付近
DATE » 2012.12.19
12月25日(火) 2F療養病棟ではクリスマス会を開きます。
DATE » 2012.11.29
バス、地下鉄、JRを利用している私は通勤時間を有効に活用する目的で読書をしています。今回は心に残った一冊を紹介したいと思います。
その作品は札幌在住の女性作家、喜多由布子さんの「隣人」です。喜多さんは北海道を舞台にした作品を書き続けている作家で、「隣人」も札幌が舞台でとても身近に感じながら読むことができます。
物語は東京から転勤で札幌の高級マンションに住むことになった家族3人が、近所付き合いの主婦仲間から出される不条理な要求に悩まされながら、次々と家族にとって大切なものを無くしていくというかなり恐ろしいお話です。その要求こそが悪意のある強引で非常識な事で、読んでいてなんでここまで言いなりになるのかと思うくらいなのですが、疑うことを知らない善人は、悪人に対しては全く無力であり簡単には拒否できないものだと感じました。
特に後半にかけてのまさしく狡猾に仕組まれエスカレートされていく主人公に対する非情な干渉は圧巻で、私も一気に読んでしまうほどの迫力がありました。
現代社会の問題を鋭い洞察力で、日々の生活の中でもこんな狂気が潜んでいるという警告ともとれる読み応えのある作品です。
人間の怖さを改めて認識させられました。
画像診断室 室長 溝口 嘉実
DATE » 2012.11.19
11月17日、手稲区民センターの調理室を借り料理実習を行いました。計12名がふたつのグループに分かれて4品作りました。
きのこをきれいに洗う人、洗わない人。調味料を計量スプーンできっちり測る人。大胆に野菜を切る人。いつもきれいに調理台を拭く人など、普段、受診時では見られない患者様の姿が見られました。
試食タイムでは、久し振りに参加した患者様の様子を伺ったり、参加できなかった患者様の心配をしたり、と患者様同士のつながりが強い事がわかりました。
▽ 今回のメニュー
9月29日(土)10時手稲駅北口に集合。「あけぼの友の会」初めての1泊旅行がはじまりました。参加者6人と少々寂しい気もしますが、でも和気あいあいと車に乗り込み、のんびり車窓を眺めながら余市町で昼食、宿泊先の泊村へと向かいました。天気予報は「曇りのち雨」でしたが、泊村に近づくにつれ晴れ間が広がって来ました。原子力PRセンター「とまりん館」を見学、とまりカブトラインパークゴルフ場でパークゴルフをプレー、カブト岬と日本海を一望しながらナイスショットの連発です!お腹も空いて宿泊先の国民宿舎「もいわ荘」に到着。のんびり温泉で疲れをとり、海の幸を頬張りました。
2日目 朝は雨模様(実は雨男が一人...)。 朝食を摂り、今日は積丹半島を回って帰る行程に変更しました神威岬では遊歩道に沿って日本海を眺め、又日本の渚百選の島武意海岸へは登山道のような散策路を降り海岸に出て、童心にかえり平たい石を見つけて、水切り投げをしました。曇りの天気のせいか「積丹ブルー」とは言えませんでしたが、海と奇岩がおりなす風景を満喫し、心地良い汗もかいた1泊2日の旅でした。
DATE » 2012.09.28
DATE » 2012.09.26
当院リハビリテーション科には理学療法士が3名おります。理学療法とは「粗大運動の回復を目的に物理的刺激、体操などを用いる治療法」です。これは私が学生だった20年以上前に使われていた定義ですが、リハビリテーション医療が対象とする分野が広がってきた今日でも基本的に変更がないと思います。ここで言う「粗大運動」とは寝たところから起き上がって歩くということです。「物理的刺激」とは温熱(あっためたり冷やしたり)、電気、けん引、マッサージなどを指します。「体操」とは筋力・柔軟性・まひ・バランス・体力などを回復させるための運動を意味しています。大雑把に言うと、病気やけがで歩く動作を始めとする様々な動作の障害・困難を上にあげた手段で改善させようとするものです。ですから当然患者さん自身が「運動」をしていただかなくては始まりません。しかし病気やけがをしている人がそうそう運動できるはずもありません。つまり「やる気」が出ないわけです。高齢者であればなおさらです。いわゆる運動の内容よりも運動をすることの誘因が問題となります。健康な人で女性であれば「やせてきれいになる」ことが運動をすることの誘因となりますし、スポーツをされている方でしたら「記録を更新する」「試合に勝つ」ということが動機付けとなります。つまり「馬の目の前にぶら下がっているニンジン」をどう設定するかがカギとなります。運動に対する誘因ができたとして、それを継続するときに必要になるのは効果(結果)です。運動を続けても具体的な効果が見えてこないと、運動のつらさばかりが感じられ挫折してしまうことが多いものです。これを回避するには項目を決めて記録をとり続けることです。体重やウエストのサイズを測ることや、同じ時間内に歩くことのできる距離を時間(日数)の経過に合わせて比較することが、たとえ小さな変化であっても励みになることでしょう。漠然と良くなった・良くならない、痛い・痛くない、ではその時々の気分によって左右されてしまします。できる限り数値で表せるもので変化を確かめることが重要です。極端にいえば、少しくらい痛かったり格好悪かったりしても、その人が出せる能力が高いほうが日常生活を過ごす時に便利です。リハビリ以外のスポーツやダイエットでも同様の対処法が功を奏することがあると思います。お試しください。 <リハビリテーション科 科長 高岡 昌行>
DATE » 2012.09.19