糖尿病センター広報誌”花笑み第7号(2010.11.01)”発行しました。
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新着情報
糖尿病センター広報誌”花笑み第7号” [ あけぼの友の会,お知らせ ]
DATE » 2010.10.30
日常的によく認められる心電図波形は各種ありますが、今回は上室性期外収縮(基本調律の心周期より早期に興奮が認められる。)について記載いたします。この上室性期外収縮は心房性と房室接合性に分けられるますが、実際には分類困難例も多数認められる事から合わせて上室性期外収縮と呼んでいます。
下図に実例を示します。
【上室性期外収縮 】
左から4拍目のQRS波が早期に出現しています。QRS波形は先行波と同型である。
臨床症状は単発の場合は殆ど無く、連発時に動悸や胸の異和感等で医療機関に訪れ心電図記録時に発見されるケースが大部分です。
下図は上室性頻拍の実例です。心拍数約250~300回/分整。
【上室性頻拍】
心疾患の有無により処置が変わってきますので、何か変だなと思われました当院循環器内科への受診をお勧めいたします。
平成22年度インフルエンザワクチン予防接種を開始します [ お知らせ ]
DATE » 2010.10.01
平成22年10月1日から、インフルエンザワクチンの接種を開始いたします。昨シーズンに流行した新型インフルエンザにも対応したワクチンです。
接種料金
●12歳まで 3,500円(2回接種)
初回接種時に2回分の料金をいただきます(返金はいたしません)。
●13歳以上 3,000円(1回接種)
※札幌市内在住で65歳以上の方および一定の条件を満たした60歳以上65歳未満の方は平成23年3月31日まで1,000円で接種できます。詳しいことは受付窓口または保健所(622-5199)にお問い合わせ下さい。
あけぼの友の会 秋の小旅行は【美唄のゆーりん館】 [ あけぼの友の会 ]
DATE » 2010.09.24
平成22年の第3回の学習会は、美唄への小旅行です。
シルバーウィークの最初の日 9月18日(土)手稲駅に集合し貸切バスにて美唄ゆーりん館へむかいました。
午前9時54分10秒にゆーりん館に到着。早速、「運動療法」を開始いたしました。パークゴルフです。3組に分かれてプレーいたしました。
花笑み6号で紹介いたしましたが、あけぼの友の会の会員には糖尿病克服のためパークゴルフを取り入れ、インスリンを使わないまでに血糖値を改善したTさんがおります。
Tさんを見習い、友の会の多くの会員がパークゴルフを運動療法に取り入れております。
ゆーりん館のコースはなかなか難しいコースで、何打でホールアウトしたか数えきれないことが多々あるなか(もちろんイーグルやバーディも沢山ありました)、秋晴れのもと心地よい汗を流すことが出来ました。
続いて「食事療法」ですが最悪となりました。用意された松花堂弁当は何という豪華な内容でしょう。日頃、摂取カロリーに気を使っている我々としては、葛藤の時間となりました。運動療法の後のビールの誘惑にも悩まされました(3人くらい)。
手稲老人福祉センター健康講話 ~大腸癌~ [ お知らせ ]
DATE » 2010.08.31
平成22年8月30日 手稲老人福祉センターで健康講話を当院消化器内科医 小林医師が講師となり「大腸癌について知っておくべきこと」について講演をいたしました。
前回の健康講話において西副院長から「上部消化管(胃)・中部消化管(小腸)」について話ししてありましたので、今回はその続きの大腸がテーマになりました。
日本人のライフスタイル・食生活の変化(肥満・運動不足)により男性・女性とも大腸癌が急激に増えてきております。しかも、症状が出た時にはかなり病状が進行しているので、いかに早期発見して早期治療することが重要といえます。
大腸癌を見つける検査は色々ありますが、内視鏡検査が有効であり、負担の少ない治療が可能となります。
大腸癌の予防のまとめとしては、①食事に気をつけて運動に努めること ②症状が無くても年1回は大腸の内視鏡検査を受け早期発見出来るようにすることです。
涼を求めて・・・『星置の滝』 [ お知らせ ]
DATE » 2010.08.25
糖尿病センター広報誌”花笑み” [ あけぼの友の会,お知らせ ]
DATE » 2010.08.07
糖尿病センター広報誌”花笑み第6号(2010.08.09)”発行しました。
平成22年第2回あけぼの友の会学習会開催しました [ あけぼの友の会,お知らせ ]
DATE » 2010.08.04
平成22年7月31日開催した学習会は、当院糖尿病センターの吉田昌弘先生から「インクレチン関連薬」についてお話を聞きました。
近年、糖尿病の新しい飲み薬として「インクレチン関連薬」が注目されています。
インクレチンとは小腸より分泌されるホルモンで、血糖上昇時にのみインスリンの分泌を促進するという作用があります。さらに、胃腸の運動を抑える、食欲を低下させる、膵臓のインスリンを出す細胞を保護するなどの作用もあります。体内のインクレチンはDPP-4という酵素で分解されて活性を失うという特徴があります。
注射薬の「GLP-1受容体作動薬」は体内で分解されずにインクレチンと同じ効果を及ぼします。内服薬の「DPP-4阻害薬」は体内のインクレチンの分解を防いでその効果を高めます。これまでの糖尿病の飲み薬では、低血糖や体重増加の副作用、長年使っていると効かなくなってくるなどの欠点がありました。「インクレチン関連薬」は、低血糖が起こりくい、体重が増えにくい、体内のインスリンを出す細胞を増やす可能性があるなど、これまでの薬になかった特徴があります。
西成病院ではGLP-1受容体作動薬の「ビクトーザ」、DPP-4阻害薬の「ジャヌビア」「グラクティブ」「エクア」を取り扱っています。当院の2型糖尿病の患者さんのデータでは、食事療法と従来の飲み薬でHbA1c 8%以上と高かったのがDPP-4阻害薬の使用で平均1%程度改善していました。糖尿病の薬には様々な種類があり、その選択は患者さんの病態により千差万別となっておりますが、「インクレチン関連薬」は大いに効果が期待されています。
西成病院夏祭り 開催しました [ お知らせ ]
DATE » 2010.07.20
7月17日は「理学療法の日」 [ お知らせ ]
DATE » 2010.07.06
皆さんご存知ですか?7月17日は「理学療法の日」です。昭和41年、日本理学療法士協会が理学療法士110名で結成された日なのです。
日本に理学療法士が誕生して44年が立ち、110名でスタートした協会員の数も現在では約6万人と増加していて、今後もさらに増加していくことが見込まれています。
しかしながら、「理学療法」というものが、未だに一般の方々に十分に理解されていない面があるのも事実です。
日本理学療法士協会では、7月17日の「理学療法の日」を基準とする1週間を「理学療法週間」として、全国各地において種々の行事を開催しています。
「理学療法週間」では、全国各地において種々の行事を開催する中で、理学療法の社会的認識を高めるとともに、これからのリハビリテーションのあり方を共に考える機会としたいと思います。