日本では昔から鶏肉は骨をはずした皮付き肉(正肉)の形で料理される事が多く、胸肉やもも肉一枚の形や色から『かしわ(柏の葉)』と呼ばれていたようです。
鶏肉の食品としての価値の第一にはやはり良質のたんぱく質源で、牛肉や豚肉と比較しても良質で、必須アミノ酸をバランス良く含み、消化吸収率がとても高い食品です。また、皮や骨の周りの肉にはコラーゲンが多く含まれ、肌の新陳代謝を促進し、体組織を若々しく健やかに保つのに役立ちます。低カロリーなのも特徴です。一般的に『肉は体に良くない』などと言われていますが、脂肪の多い肉を摂り過ぎる事でカロリーの過剰やコレステロールを高める事になります。
鶏肉を選ぶ時のポイントは、・肉に厚みがあり、弾力のある物 ・つやがあり肉の色に透明感がある物・皮がやや黄色帯びているものが鮮度良いでしょう。
料理では鶏肉に含まれる『不飽和脂肪酸』は酸化しやすい性質があり、酸化してしまうと有効成分が失われます。なるべく新鮮なうちに調理しましょう。
そろそろクリスマスですね。一風変わった中華風のクリスマスチキンをつくってみました。
クリスマスチキン中華風pdf