海藻には昆布、わかめ、ひじき、てんぐさなどの種類があり
アルギン酸・マンナン・ガラクタンなどの食物繊維
ヨウ素・カルシウム・鉄などのミネラル
ビタミンA・B1・B2・カロチン、たんぱく質
が豊富に含まれています。
中国から渡ってきた食品が数多くある中で、逆に日本から中国に渡った物の一つに昆布があります。
ルーツの始まりは産地である北海道で、世界の昆布110種類ほどあるうち、北海道に生息するのは20種類。国内流通の90%以上が北海道産です。
昆布は旨味成分のグルタミン酸を多量に含むため、かつお節と共に日本料理のだし材料の基本として用いられます。
乾燥昆布を使う時に気になる表面の白い粉。これは『マンニット』と呼ばれる旨味成分で、昆布を乾燥させた時に表面で結晶化した物です。使うときは水洗いせずに硬く絞った濡れ布巾で表面のホコリを取る程度に軽く拭くと良いでしょう。
だしをとった後の昆布も栄養の宝庫。ミネラルや食物繊維はタップリ残っているので、捨てずに『もう一品』いかがでしょうか?
中華風昆布スープ.pdf